東京。

出会えた喜びはいつも一瞬なのに

どうして別れの悲しみは永遠なの

車窓から眺めた空は何色だっただろう

君の心の色は何色だったろう

ぽつりぽつりと環七沿いを 

濡れてはなるかと下唇噛んで

ふたりの夢は空に消えてゆく

ふたりの夢は東京の空に消えてゆく

君はいつも僕の記憶の中で笑っているよ